なぜ悩みが生まれるのか

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 私たちが現代社会を生きていく上で悩みというものは必ずと言っていいほど付いてくるものです。悩みの種類は人によっても状況によっても本当に様々あります。友人関係、恋人関係、上下関係、自分の身体のコンプレックスや能力についてのコンプレックス、どれもよく聞く話です。これらを経験したことのある人はとても多いと思います。

でもだとしたら、それらの解決策は大体出ているような気もします。実際、悩みに関してネットで検索するだけで、その悩みに関しての様々な前例やそれに対する解決策が出てきます。それらを参考にすることが出来るはずです。

ですが、現実を見ると悩んで苦しんでいる人間はやはりとても多い気がします。

 

 

 では、そもそもなぜ“悩み”が生まれるのでしょうか。

身近な場面で言うと、例えばバイト先に嫌な先輩がいるとしましょう。その人が自分に対して過剰に強く当たってくるとします。そのせいでバイトに行くのがとても鬱で嫌な気持ちが続き、そのせいで日常にまで支障がきたしているとします。この時これは完全に“悩み”と言えるでしょう。その人たちに非があるか自分に非があるかは置いといて、その“悩み”を取っ払うことがまず優先事項になります。悩みを解決する上で大事な言葉があります。

それは『why?(何故?)』です。

なぜ悩んでるの?

先輩が強く当たってくるから!

じゃあなぜ強く当たってくるの?というふうにひとつひとつになぜ?と問いかけてきちんと整理します。そこからはある程度自分の客観性や思考力に頼るしかありません。すると、

なぜ強く当たってくるの?

自分がミスばかりするから?

先輩に対しての態度が悪かったから?

先輩がそもそもそういう性格だから?

などなどいくつかの候補が挙がるはずです。ここまでは出来るはずです。この候補の中から自分の経験や自分と先輩との関係、先輩と他の従業員との関係、自分のこれまでの言動を見返したりして正しそうな選択をして、あくまで仮定ではありますがそれに対しての最終判決を下します。(そもそもその人の頭の中を全て見ることは出来るはずもないので、仮定で大丈夫です。この仮定の精度は人によってまちまちですがある程度の経験を積んで精度を上げていけるといいです。)この例では正しそうな選択を自分がミスばかりするからに決定するとします。

すると自ずと解決策は出てきます。

なぜミスばかりするの?

マニュアルをまだまだ覚えられてないから(etc

じゃああとはマニュアルを覚えるしかないです。その努力に関しては解決するための努力なので惜しまないようにしましょう。

その段階で努力しないならもう正直諦めましょう。

解決するのを自分から拒んでいるのですから。

 

 このように『why?』という言葉は解決策に直結しています。

そしてなぜ?の対する答えを見つければ自動的に悩みは解決されます。

 

 最後にまとめると、私たちはなぜこんなにも悩みに苦しまされるのでしょうか?

それは解決方法が分からないからです。

解決方法がわからず右往左往している状態それ自体が“悩み”なのです。解決方法がわかったその瞬間それは”悩み“ではなくなります。

つまり、極端な話でいえば“悩み”は本来必要のないことなのです。ですが悩んでしまうのが人間です。人間というのは感情があります。そして私たちが思っているよりずっと頭が悪いです。なのでしょうがないといったらしょうがないことではあります。

是非これから“悩み”が出来たら

それに対して「なぜ?」と問いかけてみてください。そしてこの言葉は何にでも有益です。

 

 

※これらは個人的な意見です。決して過信などしないよう、あくまで判断材料としての認識でお願いします。